Asahi Beverages EXCELLENCE Awards
Kintsugi Trophy


This was my latest and most exciting kintsugi art commission work for Asahi Beverages EXCELLENCE Awards 2019, held in July.
The 50cm diameter plate made by @daisycooperceramics was given gold surface treatment, then transformed into a trophy by @artisaned_awards. 
So honoured to be a part of this project and introduce this wonderful Japanese traditional art and craft of ceramic restoration.

Mending is not always easy but when you can visualise the result whole process become creative path. 
It was perfect for a trophy.

Thank you bunch for such an opportunity, for technical support from 金継ぎ図書館 Inkwell Signs Design Print Chizuru Kimiyama  Art Kintsugi Sydney and for photo-shooting Ryoji Yamauchi

If you are interested in Kintsugi art, I offer both group and private workshops in Sydney and Melbourne. Please contact for details.

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アサヒ飲料の様々な分野における内部関係者や取引先への表彰制度「Asahi Beverages Excellence Awards」。そのオーストラリアでの授賞式で“会長賞”として授与されるトロフィーの制作に、金継ぎアートという形でコラボ参加しました

 トロフィーと言っても、今回は優勝カップみたいな物でもクリスタルの盾のような物でもなく、何と直径45センチの陶器。しかも、メルボルンの人気陶芸家であるデイジー・クーパーさんが作った物だったんです。

 制作期間は当初1カ月の予定でしたが、陶器の到着が遅れてしまい15日で仕上げなければならなくなりました……。金継ぎの中で使用する漆が乾くまでには時間が掛かるため、どうしてもある程度の制作期間の確保が必要。ただ、そこは時間との勝負に。そのため、既に入っていた他の仕事を延期し、朝から晩までスタジオで集中して作業をするなどして事前の時間を短縮、漆を塗るための時間を少しでも多く捻出できるように努めました。

 その漆を塗る作業はなかなか難しいものでした。直径45センチという大きさの陶器にバランス良く蒔絵(漆を塗った箇所に金粉を掛ける作業のこと)が出るようにするには、非常に大きな面積に漆を塗る必要があったからです。ここまで大掛かりな漆塗りを金継ぎですることは、基本的にないですね(漆職人なら別かもしれませんが……)。

 また、トロフィーは色鮮やかな模様の表面と土感のある裏面で出来ていたので、メインの「金」の部分にある工夫をしました。表面には釉薬(ゆうやく:粘土などを成形した器の表面に掛ける
薬品のこと)が塗られているため仕上がりが渋くなる24金の金粉を蒔き、裏面にはあえて光の出る金箔をほぐして付けました。

 こうして急ピッチの中でもこだわりを持って金継ぎされた会長賞のトロフィーが、7月に受賞者の元へ。授賞式後に関係者から聞いた話では、トロフィーを手渡されたアサヒ飲料の会長様はトロフィーにとても満足されていたとか。

 今回は陶器が金継ぎと共にトロフィーへと生まれ変わりましたが、金継ぎは日本の伝統的な補修技術である以上に、壊れた何かに新たな彩・命を吹き込み生まれ変わらせるアートです。この金継ぎのワークショップを開催しているので、興味がある人はぜひ参加してみてくださいね。

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